ガチャマン シーズン3
ツチノマゴ達潜入の効果はいきなり現れた。 いっぽうスカイシャーク達は本物のエコ飛行機の出現以来、巨大扇風機を必要とするエンギ屋プライズを偽エコ飛行機として破壊を繰り返した。 その後、一宮のとなり町にも出没しはじめた。 「博士聞こえますか?江南市にもスカイシャークが現れたらしいです。」 「今どこにいるのじゃ?」 「布袋駅のあたりです。江南市のBSE付きエンギ屋プライズも全て破壊されました。」 「残業してたくさん作ったのに、悲しいな。」 「ガチャマンに変身して、もう少し調べます。」 「いや、ダメだ。ガチャマンは一宮限定ヒーローなので、江南市内では変身できん。」 「どうしてですか?」 「変身できない理由は説明できん。」 「だから、なぜですか?」 「っていうか、逆にそもそも饅頭喰って変身する方がおかしい。そっちはもっと説明できん。」 「今更そんなこというな!」 「安心しろ、そこに近くに潰れた私のビール工場がある。そこまで走れ。」 博士の誘導で走るとそこにはビール工場の跡があった。建物の中には自販機が並んでいる。 「博士ココは何ですか?」 「潰れたビール工場跡地は自販機屋さんに貸している。そして「道の無人駅」を作った。」 「道の駅じゃなくて、道の無人駅?」 「そうじゃ、新しいビジネスで借金返すんじゃ!」 「儲かってるですかココ?」 「それが誰も客が来ない。まさに道の無人駅。」 「アホか!」 「そこの一番奥の自販機で江南変身用ドリンクを買え!」 「これホテイビールじゃないですか?僕まだ未成年ですけど?」
「マジですか?」 「中身は麦茶だ!」 「麦茶かい!」
「高度成長戦士ガチャマン江南出張バージョンで参上!」 変身したガチャマンを見つけたスカイシャークがおそってくる。 「逃げろ、ガチャマン!やられるぞ。」 「え?ホテイビールでパワーアップしてるんじゃないんですか?」 「いや、戦力は同じだ。」 「え〜!!」 「道の無人駅の中にエンギ屋プライズが隠してある。」 「全部破壊されたんじゃないんですか?エンギ屋プライズ。」 「私の考えたセキュリティーは完璧だ。安全に保管してある。」 「小さな物置があります。これがそうですか?」 「そうだ。完璧なセキュリティーによりドアは誰にも開けることが出来ない。その中に最小で最強のエンギ屋プライズ置くとこスペース無イン号が入っている。」 「オクトコ・スペース・ナイン号?ところで、どうやって出すんですか?」 「その物置は私が開発した名付けてイバラ物置だ。」 「イ・バ・ラ・物置?」 「100人乗らないとドアが開かない。」 「なに〜?」 「すごいだろ。その難関さを表したすばらしいネーミング。」 「どうやって100人集めるんですか?」 「友達100人いないのか?1年生になったら100人作るだろ友達。」 「歌の歌詞だろそれ!」 「何のために学校行ってるんだ?友達100人ぐらい作れ。」 「あのね、学年全員でも100人居ないの!」 「まあ、そんな事だろうと思って手は打ってある。」 「どうするんですか?」 「そこは迷走線にあるUMAの世界の入り口近くじゃ。コドモドラゴンとツチノマゴ達が奴らを連れてくる。」 「奴ら?」 「そうじゃUMA48じゃ。」 「いつからそんなグループ名になった!」 「来る!」 博士がそう叫ぶと、倉庫の上にチュパダイコン、チュパニンジン達、在来種UMA48が現れた。今、イバラ物置の扉が開く、、あれ?開かない。 「博士、48では人数足りません。」 「来る!」 さらに博士がそう叫ぶと、倉庫の上にUMA48を追ってきた外来種UMA48がイバラ物置の上に現れた。コドモドラゴンとツチノマゴ達3匹と合わせてジャスト100。 イバラ物置の扉が開く、中から新型エンギ屋プライズが飛び立つ。 「飛び乗れガチャマン!」 チュパブルーギル、ブラックバス、ミドリガメ、チュパ飛行機、チュパビーバーなど外来種も全員集合だ。 「外来種の奴らを人間の世界におびき寄せた。一気に全部たたきのめせ!全面戦争じゃ!」
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最終更新日:2011/02/06