アクアサイド 実業団レポート

Thu, 2 Aug 2001

日本実業団珍道中スウェーディッシュゴーグルプレゼント


今年もやってきました。いつものプレゼント企画。日本実業団珍道中。今年は千葉県が会場です。 いつものように頑張って会場に向かうアクアサイドのスタッフに応援メールを下さい。 そして大会会場でアクアサイドのスタッフに声を掛けてくれた人にもチャンスあり。

さて、今年はどうやって会場まで行こうかと悩んでいるときに、アクアサイドに訪問者が・・・・。
そして、その謎の訪問者はこう言いました。

「昨年の仙台大会ダックスツーリングレポート読み感動しました。 今年は是非一緒に行こうと実は車を買いました。 今度の休みに乗ってアクアサイドに来ます。」

まさに類は知を呼び、馬鹿が馬鹿を呼ぶこの展開。
よし、君の車で千葉まで走ろう。そう決めてその車が来る時がやってきました。
すると一本の電話が、「すいません、途中で故障して修理工場行きになりました。」
え?隣村からアクアサイドまで来れない?
そして数ヶ月後再チャレンジするとの連絡が入り待っていました。でも車は来ない、
するとやっぱり電話が「大変です。キャブレターからガソリンが全部漏れて危険なので行けません。」 結局また修理工場行き、そして3度目の挑戦。すると当たり前のように電話が、
「また修理に出して帰ってきません。」あっそう。
そして4度目の挑戦の日、軽やかなエンジン音を響かせ、とうとうやってきました。
今年はこれで行きます。

スバル360の図

スバル360。今年はこれで千葉まで行きます。去年に引き続き30年もの、
でも今度こそ失敗しそうです。千葉までいけれなかったらどうしよう。

大きな問題点は2点、タンクからキャブレターまでのガソリンホースに空気が貯まってエンストすること、 そしてエアクリーナーがケースごと付いていないこと。
あと小さな問題がいくつか、360ccで山を越えられるでしょうか? そして2ストで燃費が悪いこと、空冷でオーバーヒートするかもしれないこと、 更にとても小さな問題がいくつか、ホテルを予約してないこと、車にエアコンが無いこと、、、、 えええええい、きりがない、出発します。

応援メールは8/6日までに下さい。(プレゼント応募終了しました)

抽選で12名様にゴーグルプレゼント
shimizu@aquaside.co.jpまで、 会場で声を掛けていただけた方先着で8名様にゴーグルプレゼント。計20名ですが、万が一会場に行けなかったらごめんなさい。

Wed, 19 Sep 2001

実業団体千葉大会スバル360ツーリングレポート
&プレゼント当選者発表。


スバル360は我々が子供のころのベストセラーカーだったらしいが、走っていたという記憶がもう無い、子供のころ水谷豊主演の熱中時代というドラマでシンボル的に登場していたが、その当時でさえ、ストーリーの中ではかなり古い車として扱われていた。スバル360はドラマの中のあこがれの車なのだ。

さて、4度目の挑戦でやっとたどり着いたスバルくん、なんと3度目の理由は実は車検だったそうです。え?買ってからほとんど走ってないのに車検がきたの?まあいいや、車検後だから整備は完璧でしょうと、エンジンルームを見た、あれ?エアクリーナーが付いてないよ?で、エンストはガソリンタンクからキャブレターまでのホースに空気が貯まるのが原因らしい。とりあえず5分ほどの近所に古くからやっているスバル屋さんがあるので2人で行くことにした。ここは乳母車から自転車、原付、自動車まで売っているかなり古くからの店で店の横にはスバル360のスクラップが2台、さらに裏に回ると360のスクラップが10数台山積みになっている。
ここなら360を知り尽くしたおじいちゃんがいるに違いない、「ん?360か、これはココを蹴っ飛ばすと治るんだ」みたいな魔法をかけるに違いない。そう思って行くと出てきたのは働き盛りのおじさん、この修理に必要なパーツはもう揃わないのだそうだ。エアクリーナーはケースごと無い、スクラップの中から無いですか?と聞いたが無いそうだ。
まあケースだけ出てきても中のエレメントも在庫切れなので仕方ないらしい。
ホースの空気もバルブで調節は可能だが、バルブの部品も壊れたら、もう揃わないので、あまりさわらないようにと言われた。結局私と360の出会いはこのわずか1時間ほど、この後は出発の日まで会うことがなかった。

360に会ってから、多くの友人達とルートと修理法について、あれやこれや、相談にのってもらい実際に360をしばらく預かり整備していくつもりだった。ところが予期せぬ出来事が、アクアサイドは昨年からたこ焼き屋を始めた、38度の猛暑の日、近くのお祭りのためお客が殺到した。冷房の効いてないトラックコンテナを改造した店の中は室温60度ほど、たこ焼きを買いに来たお客が窓越しに「うっ」と声を出して身を引くほど暑かった、その中で朝から夜9時までたこ焼きを焼き続けた、翌朝プールでママさんチームを教える仕事から帰ってきたら、そのままぶっ倒れてしまった。氷でガンガン冷やしても熱が下がらない、どうやら熱中症のようだ。その後も体調不良のまま、とうとう何の準備も出来ぬまま、出発の日を迎えてしまった。

今年も日本実業団珍道中。ドラマ熱中症時代?の幕開けだ。

ところで謎にしてあった360のオーナーはKLスポーツから大会に出場のサツミくん、2人とも午前中の仕事をすませ、金曜日の午後アクアサイドに集合、360と再会だ。エアクリーナーはとりあえず茶こしとストッキングをはめて代用しようとエンジンルームを開けた、おおサイズぴったり、「工具のってる?」とサツミ君に聞くと
「この中にいろいろ入ってるみたいです。」とシートの下から袋を取り出した。袋を開けるとなんとそこに純正エアクリーナーが、なんで誰もここにあることを知らなかったのだろう?取り付けようとしたが、口が合わない?あと固定するねじも無かった。とりあえずこのままにして午後2時出発した。

出発後友人がいるガソリンスタンドに給油によった。そこでエアクリーナーが付かないと相談した。口がつかないのは別の部品がキャブレターについていたためだった。取り外すと、なんとそれはジュースの空き缶だった。きれいに塗装してあったためもともと付いてるものだと思っていた。ねじは整備所に山ほどあるのでもらって取り付けた。純正エアクリーナーが付いた、これでストキング計画は無くなった。全国のストッキングフェチのみなさんごめんなさい。

よし後はガソリンを入れよう、あれ?友人が爆笑している。なんと
ガソリンの給油口のキャップがポリタンクのキャップだ。こんな車にガソリン売れないと笑っている。何という車だ。マジで危ないぞ。大丈夫か?
ホントに千葉まで行くのか?と念を押されながらスタンドを出た。ルートはR155。踏切を渡ったところで、サツミくんが「あ、まずい」と叫んだ。その直後、車は咳をして止まってしまった。1車線の国道の渋滞の中、後ろからものすごいクラクションの嵐、とりあえず前にあったお店の駐車場に避難。どうやらガソリンホースにエアが噛んだらしい。実はサツミ家を出発してアクアサイドに着く前にも一度エンストしたらしい。ジリジリ焼けるような日差しの中、エンジンルームを開けた。キャブレターの前でホースを一旦抜いて上に向けエアが抜けたら、「せいの」で差しこむ。エアが抜けたのか?逆に増えたのか?分からないが、エンジンを掛けた、掛かった。なんとか一宮を脱出できそうだ。

R155を豊田まで走って1号線に向かう計画で走る。なんとこの車には地図がない。いいかげんな2人だ。まあ1号線を走っていけば着くだろう。1号が走行困難なら150号線で御前崎に、箱根が無理そうなら246号で行く。そんな予定だ。地図はいらない。
瀬戸に入って走っていると車がみんな2車線に避ける、前を見ると、なんとビール瓶が散乱している。道いっぱいにビールの泡、ビールが何ケースか荷台から落ちたようだ。あわててハンドルを左にスバルはノーブレーキのまま狭い裏路地入り込んだ。危なくビールの海に飛び込むとこだった。するとサツミ君が笑い出した。「急になんかおかしくて楽しくなってきました。」と笑った。なぜだ笑いが止まらん、このとき既に我々はガソリンとオイルの匂いでラリっていたのかもしれません。

ポリタンクのフタがバレないように
給油の度に素早く開けてキャップを隠す

豊田市にはいるとちょっぴり渋滞、車線の合流地点でトラックが360に近づいてきた。するとトラックの運ちゃんが大声で「それ何年式?」と聞いてきた「ちょうど30年もの」と答えると「暑いでしょ」と笑っている。「暑いよ」とうちわを見せた。
豊田市内でコンビニで休憩、エンジンを冷やすのと我々の水分補給。エアコンがないので汗だくだ。

岡崎につくと、ガソリンを入れた。燃費12キロ?思っていたより燃費は良い。スタンドを出るときに運転を代わることにした。いよいよ360のハンドルを握ることになった。
けっこうドキドキだ。さあ、エンジンを掛けて再出発。

気持ち良く出発したものの、この先1号線はずっと渋滞。日も暮れてきた。豊橋を越えると何とか渋滞も無くなってきた。しかし、大の男二人が乗るとこの車は狭い。シフトを入れ替えようとすると隣のサツミ君の腕に触る。男同士肌が触れ合いながらというのも変な感じだ。すると信号待ちをしてるとシフトレバーに置いた手をサツミ君の手が握りしめた。
げ!サツミ君、私はそんな気ないよ、、、、、

驚いてサツミ君の方を向くと、サツミ君必死の形相
「バックギアに入ってます!」と叫んだ。
スバル360は普通の車の1速の位置がバックになっている。トラックと同じ感じだ。最初のうちは気を付けていたのですが、慣れてきてつい無意識にバックギアに入れてました。
危うく後ろの車にぶつかるところだった。危なかった。

豊橋を過ぎてやっと愛知県を脱出。浜名バイパスの高架の下の新しい1号線を走る。直線ですいていたので3速で思いっきり引っ張り、トップへ、この汐見坂で最高速チャレンジをしてみた。サツミ君は「そんなとばしちゃダメですよ」と言っていたが、なんと時速は80キロ。そのまま走って旧道に戻ろうと信号で止まった。すると白い空気が停止した車を追い越した。目の前真っ白。げ!ものすごい煙だ。エンジン炎上か?エンジンルームから煙があふれている。

まずいかな?路肩に止めて、エンジンルームを開けた。
幸い何かに引火したようなことでは無かったようだ。しばらくエンジンを止めて冷やすことにした。後から聞いたらサツミくんはこの最高速チャレンジに結構怒っていたらしい。
ごめんね。

休憩中

30分ほどたって、ぼちぼち走ることにした。浜松でうなパイさん(ハンドルネーム)と合流した。彼は別の水泳大会に出場するために横浜に向かうらしい。新幹線で行くのが楽だとは思うが、我々の計画を聞きつけて、スバル360に併走してくれるらしい。とってもありがたいが、お断りして別のお願いをした。実はアクアサイドの後発隊のくろちゃんと静岡駅で待ち合わせをしているがどう考えても待ち合わせ時間に間に合わない、代わりに先回りしてお迎えをお願いした。

さて、この先は1号線も結構な坂道になる。迂回して150号線を行き御前崎経由で静岡という予定だったが、1号線で行くことにした。
こういう選択になるといつも険しい方を選ぶ癖は直した方が良いと思う。後悔はすぐに訪れた。このあたりの道はこんなに坂道だっただろうか?
バイパスは全てのらずに走って来たが、逆にバイパスの方が緩やかかもしれないと一度のってみることにした。360は悲鳴を上げた。さっきの白煙事件もあってあまり無理も出来ない。エンジンがたまに咳をする、その度ぐっとパワーが落ちる、後ろの車は遅さと白煙でかなり機嫌が悪そうだ。やはりおりることにした。島田市街方面に右折しようと交差点でギアを2速に入れたところで、エンジンが止まった。
クラッチを踏んだま、なんとか交差点を通過し路肩によせた。

とりあえずエンジンを冷やそう。パワーがかなり落ちていたのでオーバーヒートだろうか?エンジンルームを開けて路肩に座り込んだ。しばらく休憩して走ってみることにした。エンジンは掛かったがしばらく走ったらまた止まった。またエアを噛んだようだ。エンジンルームを開けてガソリンホースをみることにした。「懐中電灯ある?」と聞いたらなんと持ってない、昨年のダックスの時は全て用意周到だったが、今年は2人なので、互いに人任せになっている、なんてことだ。よく見ると後ろの方にジュースの自販機がある、あそこまで車を押そう。2人で車を押して自販機の前でエンジンルームを開けた。自販機の明かりでガソリンホースをみるとやはりエアが噛んでいる、ホースをさわって、もう一度エンジンを掛けた。掛かった。よしまた出発だと思ったら、10mぐらい進んだらまた道の真ん中で止まってしまった。いかん危ない、また押して車を移動した。

そこに静岡の友人のPONちゃんから電話が鳴った。うなパイさんとくろちゃんと合流待ちだそうだ。島田で止まったと言ったら、とりあえず持てる道具は全部もって行くとのこと、30分ぐらい掛かるらしい。歩道に腰を下ろし待つことにした。サツミ君は朝6時から朝練の仕事であまり寝てないらしい。そのまま歩道に横になり寝てしまった。しばらくすると女の人が向こうから歩いてくるのが見えた。しばらくして見慣れないポンコツ車と寝ている人と座りこんでいる人が視界に入ったのだろう。反対側に道を渡った。危ない人たちと思ったことだろう?無理もない。しかしホントに千葉まで行けるのだろうか?
蚊が多い、全身虫さされ状態だ、かゆいとは思うのだがなんだか動く気がしない。

結局1時間ほど待ってPONちゃんが来てくれた。うなパイさんとくろちゃんも乗っている。到着すると早速工具箱をおろした。いろいろ考えたあげく、エンジンの後側を通っているガソリンホースの経由位置を変更してエンジンの前から持ってくることになった、これだと緩やかにガソリンタンクからキャブレターまでホースに傾斜が出来る、空気が噛んでも何とかガソリンが流れ落ちそうだ。ホースは新しくしたが、サイズが若干違うようだ。ジョイント部分を結束バンドで締めた。ホースがキャブレターにさわりそうなことこれも結束バンドで釣って触れないようにした。
さあ、エンジンをスタート。掛かった。走しりだした。さすがPONちゃん。

修理中

30分ほど走ってPONちゃん家へ、すっかり遅く、とっくに日にちが変わっていました。さてここまで来るのにトラブルなどを含めて200キロを10時間以上かかった。時速20キロ以下のペース。ちょっと遅い台風ペースだ。
奥さんとご子息は我々のようなアホな台風が北上してくるとあって実家に避難して貰った。迷惑かけて悪いね。さて、ここから先大会会場まで約200キロトラブルを含めて、10時間は必要だろう。明日の夜には会場入りできそうだ。問題はサツミ君のレースは明日なのだ。今すぐ出て寝ずに走っても大会に間に合うかどうか?というところだろう。今からまた走るか?でもPONちゃん曰く、入れ替えたガソリンホースはサイズがあってないので走行中に外れる可能性有りとのこと、やはり危険だ。
考えたあげく、サツミくんは静岡から電車で会場に向かうことになった。
時間はもう深夜2時を回っている、5時すぎの電車にのる予定。ちょっとでも寝よう。

目覚ましが鳴った、寝たばっかりなのに、こんな音では目が覚めない。気づかず寝続けるとこだった。サツミ君を駅に送っていくことにした。PONちゃんの車で行く、スバル360をどかさないと出れないので、半分寝た状態でエンジンキーを回した。駐車場から道に出るところが段になっている。そこでなんと座っているシートが外れて前にどん!と、せり出した。ハンドルに胸が当たるぐらいに前に出てシートに押さえ込まれた。まずい、アクセルの足は踏み込んでいるが、足をあげるスペースがない、ものすごい音でエンジンが吹き上がった。すると前の家の壁が迫ってきた。いかん!ハンドル!ハンドル!胸に当たっているハンドルを切った。

クラッチの足もぐっと踏み込んだままだったので、しばらくして車も減速して止まった。
シートは波のような溝を切った金属の上に置いてあるだけだ。溝の場所によってシート位置が変わる仕組みだ。なんというシンプルな作りだろう。たぶん夜に荷物を下ろすときにシートをさわったのだろう。溝から外れてシートが前に飛び出たのだ。死ぬかと思った。
スバル360は最強の目覚まし時計だ。

静岡駅までは15分ほど、駅前でサツミ君をおろした。手を振ってから駅の改札の方にとぼとぼ歩いていく、今回の主役がスバルを降りて電車で向かう。この時点でこの挑戦も敗北だろう。オーナーでもない我々が360で完走しても、意味がない。そう思ったがそもそも意味など無い挑戦だと言うことを思い出した。必ず360は千葉に行くよ。でもきっと一番過酷な旅をするのはサツミ君になるだろう。我々は戻るとガソリンホースの売ってる店の開店時間を確認して、また寝た。
朝起きて、PONちゃんに要らなくなったキーホルダーで良いのでちょうだい。と頼んだ。預かったスバルのキーはロッカーキーのように小さい。すぐ無くしてしまいそうだ。
しばらくして机の引き出しを探ると、一本のストラップが、ロシナンテ?そのストラップにはロシナンテと文字が書かれていた。もともとは人形が付いていたらしい。その人形の名がロシナンテだったのだろう?我々のスバル360はこのときからロシナンテとして生まれ変わった。でもオーナーはこの勝手な命名を知るよしもない。

朝のオープンを待ってホームセンターでお買い物。手早くPONちゃんが、ガソリンホースを付け替えた。ジョイント部分もきっちり金具でおさえた。これで安心。修理費は約500円ホームセンターの領収書の宛名にふざけて大きくロシナンテと書いた。

静岡からは、くろちゃんが助手席に乗った。うなパイさんは横浜あたりまで併走してくれるらしい。ただ併走は難しい。なんといっても、このロシナンテブレーキが利かない、車がどんどんロシナンテの前に割り込んでくる、30年落ちの4輪ドラムブレーキの実力をちゃんと知ってて割り込んでくるのだろうか?まったく命知らずが多いもんだ。
あ、そういえば助手席のくろちゃんにブレーキのことを打ち明けていない。いつ言おう?

箱根越えはやめた。常に険しい方を選択しては行けない。学習する人になることにした。
246号線で御殿場へ、とはいえかなりの坂道、ロシナンテは登板車線へ、白煙を吐きながら2速で山を越える、何とか無事登り切りそこで給油、裾野あたりのスタンドだと思う。ロシナンテが入ると注目の的。みんながこっちを見ている、なんだか酔っぱらいのようなお客もよってきた、しかし、人気ナンバー1のロシナンテにライバルが現れた。ヒョウ柄の屋根のないものすごく大きなトラック?バス?が入ってきた。スタンドの人も「なんじゃあれ?」と叫んでいる。きっとサファリパークの車だっろう?動物を運ぶ車のようだ。あれならキリンや象が運べそうだ。
注目をさらわれたロシナンテは出発することにした。あれ?エンジンが掛からない?

お話は後半につづく


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